夜の世界 その2
どうして夜の世界を熟知することになったのか、
随分、昔の話ではあるが、書いて欲しいとのリクエストがあったので、
気合を入れて書いてみたい(笑い)。
ちょっとまえにドラマであった「お水の花道」だったかな、
あのドラマはかなり現実に忠実であったと思う。
さて、この世界へのきっかけは製薬会社への就職だった。
大阪が本社だが、半年の合宿研修後、
配属されたのは東京支店でエリアは横浜。
横浜と言えば、夜は関内。
新人歓迎会は中華街で行われた。
で、ここまでは普通、そこからが圧巻。
2次会からは係でどうぞとのこと、
ボスは係長で、4人の平サラリーマン。
なのに、入った店は、関内の高級クラブ。
で、1時間ちょっとでまた、次の店。
それもクラブ、ホステスさんが同席する。
一人、2万~3万ぐらいかかる店である。
最もその時は金額なんか想像もつかない、ただ、高そうという気がしただけ。
で、ホステスといっても関内の高級クラブになると、ちょっと年上の感じのお姉さんだ。
何を話せばいいかわからないし、ひたすら緊張する。
高級クラブというのは、絶対、場慣れしていないとカッコがつかない場所なのだ。
とにかく、俺は何という金回りのいい会社に入ったんだ、と我ながら関心。
とにかく、全部、係長のおごりだったから、
係長になると年収1,000万円は超えるなあ、なーんて思ったのだ。
30歳、1,000万円、悪くないねえ。
と思っていられたのも1週間ぐらい、
あれは経費だった、ということを先輩に教えられた。
経費なので、新人がそんなに使えるわけがない、
1年間は、金曜日の夜になると先輩のお尻にくっついて、
関内の夜を楽しむ努力をしたのを覚えている。
そしてラッキーにもターニングポイントが1年後に来たのだ。
To be continued.

